「LSDってどう?」

LSD(リミテッド・スリップ・デフ)は、動力が伝わる車軸に(FFならフロント・FRならリア側)に組み付けるデフです。簡単に言うと左右の内輪差を無くし、ロスがないように強制的にロックしてしまう。一昔前ですとレーシングドアライバーの土屋圭一さんや漫画だと頭文字D・最近だとワイルドスピードなどでその場面は多くみられ、ドリフトだけの装置だと思ってられる方が多いはず。実は、普段使いで大きな役目を果たしドライバーに安心を与えてもらえるものです。走行中に雨が降り水たまりで片輪がはまった際、LSDが入ってない場合の車の挙動は一瞬ふらつくように違和感を感じると思います。最近の車はその片輪が空転した際にもう片輪を制御し回転数を落とします。装着している車両は、左右がロックしてあるため水たまりに片輪をとられることがあっても確実に前に車両を押し出そうとします。横風を受けても同じです。高速道路・砂利道・雪・雨と全ての条件で安定した走りが実感できます。最近では、ハイエースのお客様の装着率は多くなってます。ハイエースも、4型までは新車時のオプション設定がありましたが、5型以降はありません。その他、ジムニーのお客様も数あるメーカーがあるにも関わらず写真のOS技研のLSDを指定されます。代表的な商品であり耐久性も抜群かと私個人は実感しております。因みに、弊社キャンピングカーソブリンも、純正オプションのLSDを選択し標準で装着してあります。商品自体も高価ですが、走行・年式によっては同時に交換した方がいい部品もありますので、新車時での装着以外は一概に金額が同じではないことを理解されたうえで、熟知したメカニックにお願いすることをお勧めします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


  • 自社整備工場
  • キャンピングカー
  • 買取強化車種
  • カスタム・ドレスアップ