整備でお預かりした車両のヘッドランプが黄ばんでいる事がよくあります。何故変色するのか、という内容で以前ブログ記事を書いたような記憶もあります。
結論としては、ヘッドランプに使われている「ポリカーボネート」というプラスチック素材が紫外線の影響を受けやすい為ですが、そういえばテールレンズは変色しないな、と急に思い立ち調べてみました。
テールレンズには「アクリル樹脂」が使われており、ポリカーボネートより紫外線に強く変色しにくい特徴があります。ただ衝撃に弱い為、飛び石などの衝撃を受ける可能性が高いヘッドランプには採用されていません。
衝撃に強く紫外線の影響を受けにくい素材があればいいのにな、と思いつつ預かった車両のヘッドランプを磨いて綺麗しています。